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XAMPP-7.2のPHP-7.2の設定変更とXdebugの導入

XAMPP-7.2 の中に入っているPHP-7.2の設定を変更していきます。

XAMPPのデフォルトの設定のままで、十分な機能を持っていますが
設定しておいた方が、後々便利な点を追加・変更していきます。

XAMPP-7.2 のインストールは、済んでいるものとして説明していきます。

PHPの設定変更

まず、PHPの設定ファイルをコピーして、バックアップファイルを作成しておきます。
php.ini をコピーして、php.ini.org を作ります。

V:\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\php\php.ini

↓ ファイルをコピーして、バックアップ

V:\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\php\php.ini.org

php.ini を編集する

V:\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\php\php.ini
php.ini

#----- ★ 変更箇所 457行目辺り エラー出力のレベル設定
error_reporting = E_ALL
↓
error_reporting = E_ALL & ~E_NOTICE & ~E_DEPRECATED


#----- ★ 変更箇所  709行目辺り include_path 設定(UNIX: 用の設定済ならばスルーして良い) ※ ドライブ名が付加されていないと動作しない場合有り
include_path = \PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\php\PEAR
↓
include_path = ".;V:\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\php\PEAR"


#----- ★ 変更箇所  734行目辺り extension フォルダ設定 ※ ドライブ名を先頭に付加する (Composer でエラーになる)
extension_dir = "\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\php\ext"
↓
extension_dir = "V:\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\php\ext"


#----- ★ 変更箇所  816行目辺り アップロードフォルダ設定(パスが合っていない場合) ※ ドライブ名が付加されていないと動作しない場合有り
upload_tmp_dir = "V:\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\tmp"


#----- ★ 変更箇所  883行目辺りから 使用するextensionを設定する ※(コメントアウトされている場合)>
# sockets を有効にする
;extension=sockets
 #↓コメントアウトを外す
extension=sockets

# sqlite3 を有効にする
extension=sqlite3

# xmlrpc を有効にする
extension=xmlrpc


#----- ★ 変更箇所  1337行目辺り ※ ドライブ名を先頭に付加する (Composer でエラーになる)
browscap = "\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\php\extras\browscap.ini"
↓
browscap = "V:\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\php\extras\browscap.ini"


#----- ★ 変更箇所  1371行目辺り セッション保存パス設定(パスが合っていない場合) ※ ドライブ名を先頭に付けること
# ※ ドライブ名を先頭に付加する (デフォルトのままだとセッションが正常に効かない現象が発生 セッション切れが早くなる)
session.save_path = "\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\tmp"
↓
session.save_path = "V:\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\tmp"


#----- ★ 変更箇所  1650行目辺り mbstring.language コメントアウトを外す
;mbstring.language = Japanese
↓
mbstring.language = Japanese


#----- ★ 変更箇所  1944行目辺り タイムゾーンの設定 (Asia/Tokyoになっていない場合は設定しないと時間がズレる)
date.timezone=Europe/Berlin
↓
date.timezone=Asia/Tokyo


ファイル保存が完了したら、Apache を再起動します。

正常に再起動すればOKです。
何らかのエラーが出た場合は、記述に誤りがある可能性があります。

Xdebug を導入する場合

PHPのデバッグ用の拡張モジュール「Xdebug」を使用しない場合、この設定は不要です。

私が取得した時点でのXdebugの最新版は、Xdebug 2.7.1でした。
Xdebug 2.7.1の下にある PHP 7.2 VC15 TS (32 bit) をダウンロードします。

(1) ダウンロード
https://xdebug.org/download.php

【Xdebug 2.7.1】
PHP 7.2 VC15 TS (32 bit) をダウンロードするすると
php_xdebug-2.7.1-7.2-vc15.dll がダウンロードされます。

(2) ダウンロードしたファイルを配置
下記フォルダの直下にダウンロードしたファイルを配置します。

V:\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\php\ext\
┃
┗ php_xdebug-2.7.1-7.2-vc15.dll

php.ini の一番下に下記の設定を追記します。
V:\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\php\php.ini
php.ini

[XDebug]
zend_extension = "V:\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\php\ext\php_xdebug-2.7.1-7.2-vc15.dll"
xdebug.remote_autostart = 1
xdebug.profiler_append = 0
xdebug.profiler_enable = 0
xdebug.profiler_enable_trigger = 0
xdebug.profiler_output_dir = "V:\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\tmp"
xdebug.remote_enable = 1
xdebug.remote_handler = "dbgp"
xdebug.remote_host = "127.0.0.1"
xdebug.remote_log="V:\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\tmp\xdebug.txt"
xdebug.remote_port = 9000
xdebug.trace_output_dir = "V:\PortableApps.com\PortableApps\xampp-7.2.15\tmp"
xdebug.remote_cookie_expire_time = 36000

ファイル保存が完了したら、Apache を再起動します。

PHPの設定は、以上です。

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